Heliamphora neblinae Cerro Neblina BCP #1

ヘリアンフォラ・ネブリナエです。Cerro Neblina産のもののみを栽培しています。
チェコのBestCarnivorousPlantsより輸入しました。かつてH.tateiの変種であっただけあり、葉の展開の仕方はtateiとよく似ているように思います。海外のフォーラムなんかで見るとこの種は夜間の冷え込みが重要らしく今の時期はやはり調子がいいです。



多くのヘリアンフォラのネクタースプーンとは異なり、鉤爪のような形をしています。


pitcherは少しだけ裏側へめくれるようで、このあたりはH.tateiと同様の形状をしています。幼葉も一緒に写っていますが、こちらも特徴的で、先端部分が巻き込んでいます。

生水苔に植え込み、その表面が乾いて白くなってからたっぷりと潅水する、といった感じで今のところ問題なく育っています。

はじめは独特な形をしているしあまり見かけないことから「難物なのでは?」と思っていましたが、水槽LED栽培からワーディアンケースへ移行した際にH.tateiは成長が緩慢になり葉が小さく少し歪んでしまったのに対して、こちらは成長を遅らせることなく、葉も大きくきれいに広がったので意外と丈夫なのかもしれません。1ヶ月に1枚のペースで律儀に葉を展開してくれます。

こちらが一か月前、1月8日の草体です。4芽あるので鉢がやや窮屈そう……、春先に植えかえたいと思います。



下が2月7日現在の草体です。


成葉が出るのも割と早かったように思います。一番大きい葉でちょうど15センチくらいです。ファンの目の前に置いてあり、常に風に吹かれて乾燥しないか心配でしたがいい葉を展開してくれました。風を好むのでしょうか。大きくなる種なので、いつになるか気が遠いですが30センチを目指して育てていきたいと思います。

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