Heliamphora sp.'Akopan Tepui' #1

ヘリアンフォラ・スペック・アコパン テプイです。アコパン・テプイ、標高1800~1900m地点において発見された種でまだ学名が付いていません。昨年秋、Czplantsより導入しました。輸送の間に蒸れてしまったのか、葉は痛み、新芽が中途半端なまま開ききってしまったまま3ヶ月まったく動きがありませんでしたが、数日前にやっと新しい葉が完成しましたので記事にしたいと思います。


本領発揮にはまだまだという感じですが、割合美しい葉ではないかなと自画自賛しています(笑)葉の形状はH.heterodoxaに似ているとAndreas Wistuba氏の著書にあったような気がしますが、H.heterodoxaH.purprascensよりも大きくなるようで、現地では高さ33cm、開口部が10cmにもなっているそうです。横に広がるタイプのヘリアンフォラの中では、H.ionasiの次に大きくなるのではないでしょうかね。

2013/1/8時の草姿です。ようやく新芽が動き始めたところです。


国内ではなかなか栽培されているのを見ませんが、海外のフォーラムなどではちらほら見かけます。栽培家の発言によると、丈夫で成長が早く、標準的なヘリアンフォラの栽培で問題ないようです。その葉の形状や栽培の易しさから、H.heterodoxaなどを親に持つ交配種ではないかとも言われています。たしかアコパン・テプイにH.heterodoxaは生えていないはずですが、ヘリアンフォラの分類は曖昧ですし、もしかしたら本当にアコパンでH.heterodoxaが見つかるかもしれないですね。

下が2014/2/11現在の草姿です。


約1ヶ月で葉は完成しました。この時点で10cm弱です。栽培容易な種らしいので、動き出したのを機にぐんぐん大きくなってもらい、現地のような草丈30cmは無理だろうと思いますが、20cmくらいにはしたいものです。

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