Heliamphora minor x heterodoxa #1

ヘリアンフォラ・ミノールxヘテロドクサです。ヘリアンフォラの交配種の記事は初めてですかね。

ヘリアンフォラは交配種が幅広く栽培されているようで、日本ではあちこちでH.heterodoxa x minorの栽培記録を見かけますが(Y's Exoticaさんで常に販売されているからでしょうかね)、これは逆交配のminor x heterodoxaとして入手したものです。僕はその両方を栽培していまして、たしかにピッチャーとネクタースプーンのつながり方などに違いが見られますが、何よりminor x heterodoxaのほうがだいぶ大型です。ただ種子親がH.minorのほうが小さくなるはずのような気もしますし、単なるステージの違いでしょうか。

こちらはH,heterodoxa x minorです。
株としての年齢も違うような気がしますが、前の画像と比べて、こちらのほうがピッチャーとネクタースプーンを繋ぐ柄(?)の部分がだいぶ長く、確実に由来は違うものだとは思います。

下はH.minor x heterodoxa2014年3月27日時点の草姿です。

俯瞰すると、


一番大きな葉で25センチくらいでしょうか。カイガラムシがいたるところに蔓延っていたので駆除しようとしたついでに撮影しました。
写真でもわかるとおり、花芽が伸びてきておりまして、10日前の3月17日時点では、
新しい捕虫葉がでてきたように見えたのですが、下のほうに茎があり、「何だこれは……」と思っていたら、
一週間くらいでずいぶん伸びてきました。蕾をつつむ花包はしばしばこのようにピッチャー状になるらしいですね、面白いです。
交配種ですので不稔性なんじゃないかと思いますが、一応音叉でも買ってきて受粉なり花粉の採取でもできたらいいなあと思っています。

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