Nepenthes truncata red flush #1

ネペンテス・トランカータ レッドフラッシュです。
フィリピンのミンダナオ島0~1500mに自生する大型種で、種名はその軍配型の葉に由来します。僕の栽培しているものはred flushと呼ばれる園芸品種、たしか、豪のExotica Plantsで、N.truncata(d)として販売されているものだったはずです。
ピッチャーが赤くなるタイプで、袋が開いてからだんだん赤くなっていきます。以下の写真は上のものの約10日前に撮影したもので、このときはまだやや色づいてきたかな、といった具合です。
N.truncata自体、栽培は比較的簡単だと言われていますが、根部が過湿になると調子を崩したり、強い日差しを好むのに葉やけしやすかったりと、やや繊細な面もあるように思います。うちでも、冬の間に出た葉に春の日差しが長い時間射し込むようになってから赤い斑点が出てしまいました。

下は少し前、1月29日の草体です。redというだけありまして、茎の基部にも赤みが差しています。
これは、一昨日3月27日のものです。ちょっとアングルが悪くてうまく比較できないのですが、現在、1月末の時点で見えている小さい新芽の葉が展開してピッチャーも完成しています。一枚目と上の写真のピッチャーがそれです。
生長は聞くところによるとおり遅く、2~3ヶ月に1枚1ピッチャーのペースです。リーフスパン1mを超える、かなり大きくなる大型種のようですが、現在25cmほど。ピッチャーも15cm弱。まだまだしばらくワーディアンケースで栽培できそうですね!大きくなりすぎて困る、と言えるまで維持していきたいです。

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