Heliamphora folliculata Aparaman Tepui #2

ここ数日は雨が続き、涼しくて過ごしやすい日が続いています。
八月は栽培記事をたくさん書くぞ、と言っていたような気がしますが、いやしばらく忙しく……(植物の世話はちゃんとしていますw)。もう八月も終わりますね、今年の夏は枯れるものや愚図ってしまうものもなさそうで安心しています。が、9月にアルバイトを増やし電気代を稼ぐまでが夏越しですw

H.folliculata ヘリアンフォラ・フォリキュラータ
Aparaman Tepuiのもの、1月以来、2回目の記録です。タイトルの「#」は個体識別ではなくて、その種の栽培記録が何回目かということです。
H.folliculataはAparaman、Murosipan、Tereke、Kamarkawaraiの各テプイに自生し(Terekeのものは同種か微妙だそうですが)、種小名folliculataはラテン語「folliculus=小さな袋、財布」に由来します。なるほど種小名の通り、成株のネクタースプーンは外側へ袋状に張り出しそこに蜜を溜めるのだそうですが、本種のいちばんの魅力はやっぱり長方形型で大きなピッチャーでしょう。もちろん産地ごとに形は違うのかもしれないですが。
我が家のものはまだまだ小さく特徴に薄いのですが、ネクタースプーンはやや袋状に見えなくもない……?

1月8日
今年1月8日に撮影した草姿です(ハッ……今気づきました。ラベルの綴りが間違っている……)。このときに、幼葉でありながら先のやや窪んだ奇妙な葉をつけていました。しかし、画質がひどいですね……。これはスマホで撮影したあとメールで転送したときに圧縮してしまったせいだったと記憶しています。

3月27日
一枚目の成葉が完成しています。大きさは8cm強でしょうか。ヘリアンフォラは成葉を出すまでがいちばんの辛抱だと思います。一度成葉を出してしまえば環境を変えないかぎりスムーズに大きくなってくれるものが多いような、というのが所感です。

5月18日

8月17日
映っている一番小さい成葉が最初に出たものです。直近のもっとも大きな葉はおよそ13cmほど。成長速度は1枚/1.5ヶ月ちょいで、遅くはないですが特別早いほうでもないですかね。横に倒れこむように葉を伸ばすのであまり大きくなった感に乏しいのですが、堅実に育ってくれています。

2、3日前に気まぐれでヘッダーの色を変えてみました。赤と緑で少し秋っぽくはないでしょうかw 

コメント

  1. H.フォリキュラータを最初に見た時は(web上ですが)度肝を抜かれました。
    うちにあるのはMurosipanです。ピッチャー開口部のまくれがおとなしくなって「春巻き」のようになります。ネクタースプーンは特徴的ですね。
    ところで9月のJCPSの高井戸、行こうと思ってます。昨年も持っていきましたが、今年も持っていきますよw
    あとはエクサペンダを。おいでになりません?w

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  2. にょろにょろとした補虫葉が崖にへばり付いている自生写真を見たときは「こんなヘリアンもあるのか」と驚きました。奇妙な造形ですがそれがいいですね、春巻きとは言い得て妙です。産地別で販売されていますが、形の違いなどあるんでしょうかね。
    JCPSの集会ですか!自分はまだまだ集会なんて……と思って調べてすらいなかったのですが、ちょうど18周年なんですね。高井戸というのもえらい近所でしたw 都合がつけばぜひ参加させていただきたく思います!

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