Nepenthes attenboroughii seed grown #1 / N.ephippiata AW #1

昨日、今日とセンター試験ですね……懐かしい……。僕はセンター試験本番で英語のおよそ80点分をマークミスで落とした経験があります(全部終わって成績開示で知ってびっくり、後半からズレてたみたいです)。マークミスに気付いていたらいまの大学に出願していないし、他の大学だと費用面で一人暮らしを認められていなかったので植物栽培をこんなに自由にできなかったと思うので、結構人生変わったんじゃないかなと思ったりもします。まぁ受かったから知らぬが仏、ラッキーだったなぁという話にできるのであって、落ちていたら悔やんでも悔やみきれないですね……。ちなみに受験生のときは数学が一番好きでした。解けたときにドーパミンが出る感じ、気のせいですかねw

さて、今回は極小苗の記録なので、捕虫袋の写真はありません。記事としてはつまらないかなぁと思うのですが、でも記録も大事……!

N.attenboroughii ネペンテス・アッテンボロギ(アッテンボロギアイ)
2007年に発見され、2009年に記載されたばかりの新種ネペンテスでありながら、すでに非常に多くのファンがいる種類ですね。種小名は言うまでもなく動植物学者のアッテンボロー博士に献名されたものです。
ィリピンのパラワン州Victoria山、標高1450-1726m地点に自生し、3,40cmもの巨大で鮮やかなベル型の捕虫袋をつけることから、マニアの多くが魅了され(また、目新しさから?)本種の栽培をしている印象があります。僕はオークションで実生苗を入手しました。

2014年5月17日

2015年1月18日
最初入手したときはおよそ1cmの苗(でもすごく安かった!)で、これを育て上げられるかな……と不安になったものですが、8ヶ月ほどで5cmを超えるサイズになってくれました。葉の表面は緑色ですが、裏側は真っ赤、どんなピッチャーになるのか、いまから楽しみです(個人的には赤と緑のクリスマスカラーがいいな、と。ベル型だしw)。このサイズからはどうにか育てていけそうな気がします。超苦鉄質岩に自生しながら、本種はどんなところにあってもぐんぐん大きくなってくれる印象がありますね。今後時間をかけつつ普及種となっていきそうな雰囲気があります。


N.ephippiata ネペンテス・エフィピアータ
ボルネオ島Rajah山、Hose山の標高1300-2000m地点に自生する高山性ネペンテスで、種小名はラテン語ephippium=saddle、すなわち馬の鞍ですが、どういうことなんでしょうかね……。成株になったときの、葉のふちが茎を包み込むあの感じが鞍っぽいかな、と勝手に解釈しています。
昨年5月末ごろWistubaから二株入手しました。N.inermisを入手したときは「意外とでかい」と思ったのですが、今回は小さかった。二株で別クローンなので便宜上clone 1、clone 2としています。

clone 1
2014年5月24日

2015年1月18日

clone 2
2014年5月24日

2015年1月18日
5月24日がまさに植えつけたその日ですね。全然大きくならないなと思っていたのですが、並べて比較してみると多少は大きくなってくれているように思います。2cmと1.5cmだったものが、ともに4cmほど。上位袋が一見いびつで独特な感じがマニア心をくすぐるのですが、僕は本種のずんぐりとした下位袋にも何とも言えない愛嬌を感じて好きです。
以前から耳にしていた通り、現時点でN.lowiiよりもずっと成長は早い印象があります。とはいえ、1ヶ月に1枚くらい。大きくなるまでどれくらいの年月が必要か、先が見えないですね……。まずはあのずんぐりとした下位袋が目標です。

コメント

  1. マークシートはこれがありますので、怖いですねぇ。しかし、80点も失点して尚かつ志望校へ合格されるとは、すごいっす。
    アッテンボローさんは、昔「鳥の世界」と言うのをNHKでやってましてアフレコが山本学さんでした。ですので、私の頭の中で氏の声は山本さんの声に置き換わってしまいます。あの逆円錐のピッチャーを早く見たいと思ってますが、現在うちアッテンは普通のありふれたピッチャーのままです。AKIGOさんとこのは生長早いですねぇ。
    N.ephippiataもいいですね。これは白いのと褐色のと2つあるんではないかと密かに思ってますが、うちのは白いです。AWのは褐色みたいですね。買ってみようか。w

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    1. 志望校がたまたま二次試験重視のセンターの割合がすごく低いところだったのでそれも本当にラッキーでした。今では良い思い出ですw

      「鳥の世界」知らなかったのでネットで探して見ましたが、本当にアッテンボローさんから鳥は逃げないんですね……!山本さんを僕は「永遠の0」でしか知らなかったのですが、ドキュメンタリーの吹き替えで非常に聞き覚えのある声でした。
      N.attenboroughiiのこの株は以前ippai_attena19さんの記事でも仰っていた現地での「生き残り組」になりうるものかもと思いましたが、本種自体が非常に生長旺盛な印象があります。

      白いのと褐色ですか!ネット上では由来のわからない画像が散乱していてどれがBE?AW
      ?と混乱していました。AW苗も休暇明けの第一便はちょっと大きいような気がするので是非!w

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  2. 昨日N.ephippiataの実生苗を入手しましたが、N.lowiiは何ヶ月に一枚ですか? ネペンテスは一ヶ月に一枚が常だと聞いていますが、N.lowiiの成長がさすがに遅いですね。N.lowiiも持っているから、成長を比較してみたいです。

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    1. はじめまして、コメントありがとうございます。

      N.ephippiataの実生苗とは貴重ですね!
      N.lowiiは小さい苗の間は3ヶ月に1枚ととても遅いですが、20cm以上になれば、およそ1ヶ月半で1枚ほどになると思います。
      本日N.lowiiの記事を書いたので是非参考にしてみてください。

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