EP Nepenthes hybrids

世界らん展の記事を上げるつもりでしたが写真が多くて整理しきれていないので、ヘリアンフォラ、蘭と来て次はネペンテスだろうと言うことで、昨日リストがアップデートされたExotica Plantsの交配種でもまとめて記事にしておこうかな、と。袋の写真まとめ、みたいな感じで栽培記録的な記事ではないのですが、僕の更新ペースだとこれらの写真は日の目を見ずに埋もれてしまいそうなので……w(と言いつつ、すぐにこれらの品種の栽培記録をつけるかもしれませんし、写真自体はたぶんFlickrに上げるのですが……)

N.lowii x boschiana
グロテスクな色合いの大きなピッチャーをつけてくれる種で気に入っています。大きくなるにつれて口が広がって来たのはやはりN.lowiiの遺伝子でしょうか。横に大きくなるので吊り鉢で管理しています。リーフスパンはもう30数センチあるのですが、10cmそこそこに鉢に押し込んで大きくなりすぎないように、と可哀そうなことを……。

N.(lowii x veitchii) x campanulata
証明で反射してやや色が飛んでしまっています。めちゃくちゃアッパーみたいな口の開き方をしていますが、ロワーです。サイズアップしても葉より大きなピッチャーをつけてくれる優等生ですが、大きく開いた口は外側を向いたりして少し歪、そういうところも含めてアッパーピッチャーっぽいです。

N.izumiae x (ventricosa x x trusmadiensis)
昨年末にリリースされたばかりの新交配種です。成長も早く、これまで二つ袋が付いたのですが、日陰にできた方が黒っぽく日に当たると赤みが強く出ました。今回のEPのリストもizumiaeの挿し木苗が幾つか出てましたね。僕も注文したのですが、cuttingは確保できるかどうか。(本当は交配親に使われているあのN.izumiaeそのものが欲しいですw)

N.ventricosa x x trusmadiensis (b)
これは1月1日に記事にしたばっかりですが、全然色合いの違うピッチャーがついたので。これは良く光にあたってできたもので、今までとは毛色が変わって淡い色で唇にややグラデーションが出ました。

N.ventricosa x ephippiata
1年ぐらい前に記事にしたっきりのベンエピです。そのときよりもずいぶんと大きくなりましたが、そろそろ邪魔かも、なサイズでもあります。N.ephippiataが片親ゆえ、やはりアッパーにしてこそ真価を発揮する交配種だと思うので、ちょっと無理しても切らずにしておきたい、しかしスペースが食われるというジレンマが。
蓋裏にたくさん生えるときこともあれば全く生えないこともある、この毛。N.lowii系交配種よりも太いですね。N.ephippiataの蓋裏は毛と言うより棘が沢山生えているイメージ、実際に手持ちの小苗を大きくして確かめてみたいものです。

……今月はWistubaにオーダー出してしまったし(H.minor var.pilosaの新交配種は気になるし、hamata katopasaすごく安くなってたし……)、EPの代行輸入も注文してしまったし、世界らん展もあったし、で福沢諭吉が何人……いやこういうのは数えてはいけない、もう後戻りできないから……。3月は金策にあえぐことになりそうですw

コメント

  1. 世界蘭展BSでプレ番組を見ました。シノラーさんが司会の。(実は密かにファンです) うすうす気が付いてましたが、瞬間芸みたいな所もありますね。w これは維持できないでしょう? みたいな。いつかは行きたいですが。
    EPのリストアップデイトってすごいんですね。みんな一斉にアクセス、オーダーをかけるみたいですねぇ。私はリスト請求が郵便でそれを見てあれこれ悩んでオーダーするまで1ヶ月くらいかかってました。のんびりした時代でしたなぁ。w 
    EPの苗は「来たときが一番良い」という気がしてなりません。w

    返信削除
    返信
    1. シノラーさんは年をとるごとに綺麗になっていく人ですね。会場にいたんですかね、僕は初日に假屋崎省吾らしき人を見たきりですw
      僕はEPのミニマムをとてもとても満たせませんのでY'sさんの代行輸入頼みです。なにより一ジャパニーズのオーダーが望み通り通るかは……なのでw ネットで誰でも簡単にできて「早いもの勝ち」と言われてしまうと勢いで殺到するのもわかるような。昔EPはミニマムがなかったそうで、しかも郵便だと冷静なってきちんと欲しいものだけを買えるのでその時代が羨ましくも思います。
      オーストラリアは晴れも多くて紫外線量は日本の7倍なのでやはり植物もがっちり育つんでしょうね。大きいものを頼むときっと「来たときが一番良い」を味わいそうで悲しいので、僕はなるべく出たばかりのSサイズを入手して大きく育てている実感を求める、というのはありますw

      削除

コメントを投稿