Heliamphora minor / H.minor x heterodoxa / H.heterodoxa hybrids BCP #2

僕は今日から所謂ゴールデンウィークです、光陰矢の如し4月は短かった。明日は植え替えとかいろいろしたいなぁ、と。

H.minor Auyan Tepui 2015/4/26
その名の通り、ヘリアンフォラのなかで最も小さいためminorとされた種です。ずんぐりとした愛らしい見た目と耐暑性もあることから原種ヘリアンフォラで最も普及している種でしょう。Auyan Tepuiの固有種で1650-2500m地点に自生し、発見も1939年と比較的古く、ヘリアンフォラのなかでは三番目。
およそ最大と思われるサイズになったと思っていたのですが、根が回っていたため大きな鉢に植え替えたところそれまでより二回りほどもサイズアップ(11、2cm)しました。それが上の写真です。
2014年11月末時点の草姿は下です。
このとき植えていた鉢のサイズがおよそ10cmほどで、この次の葉が1枚目の最も大きい葉です。ずっとサイズが変わらなかったものなので、やはり大きな鉢に植えかえたことがきっかけなのか株の年齢なのか。

H.minor x heterodoxa 2015/4/26
これも同様に大きな鉢に植え替えたのですが、やはりサイズアップし、比較的端正な葉を出してくれるようになりました(過去記事の時点では小さな鉢に押し込んでいたので葉が斜めに出たりして草姿がスマートではありませんでした)。ずっとカイガラムシに悩まされていた株だったので、植え替えの際に丁寧に虫を落としたおかげでもあるかもしれません。とはいえ、室内栽培だと自由に大きめの鉢に植えてやるというのも中々できることではないのですが……。

H.heterodoxa hybrids BCP 2015/5/2

BestCarnivorousPlantsより入手したH.heterodoxa hybridsなる品種です。heterodoxa x minor, x nutans, x ionasi(そういえばAndreas Wistuba氏のサイトの表記がionasiiからionasiに変わりましたね)のいずれかだということだそうですが、やや大きくなっていてなんとなくx nutansっぽいような雰囲気かなぁと勝手に思っています。
2013/12/16
2014/5/3
2015/5/2
この株を植え替える際に株分けした子株が上に4枚上の写真のものですが、分けたほうがより大きい、という結果になりました。ヘリアンフォラではしばしばこういうことが起こる気がします。わさっとしているほうがヘリアンらしいのですが、やはり個別に植えたほうが生育良好ですね。

以上、栽培記録をつけるというほどの変化があったわけではないのですが多少大きくなったので、というようなヘリアンフォラ3種の記事でした。

コメント

  1. H.minorはヘリアンフォラの魅力を知らしめるのは打って付けの種だと思います。今ではさほど苦労せずに成葉の物を入手できますし。
    自分で交配種を作る希望は未だ捨ててはいませんが、その成功率に疑問が。。w

     H.neblinae x hispidaの成葉が出てます。いずれ機会がありましたらご披露しませう。w

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    1. H.minorは頭みっつぐらい抜けて人気がありますし、ヘリアンではこれだけを栽培している、という人も多いですね。そこから他の品種へ広がっていかないのはさみしいですが、やはり難しいとか成長が遅いとかのイメージが先行しているんでしょうか……。
      自家交配種は夢ですね……neblinae x ionasiとかparvaの交配とかを空想したりしますが、僕なんかはまだまだなので手持ちの原種を形にしたい気持ちが大きいです。

      H.neblinae x hispidaですか!最近AWでまたAvailableになったので入手しようか悩んでいたところです。ネットでも成葉の画像を見たことがないので非常に気になっていました。楽しみに待っております!

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