少しですがドロセラも栽培しています。室内水槽のなか、LED育成灯だけですが一年中よく育ってくれています。冬は暖房、夏はクーラーが効いていますから、極端な温度にはならないおかげかもしれません。
Drosera proliferaです。クイーンズランド原産、ハート型の補虫葉が人気のドロセラですが、夏の暑さや蒸れに弱いようで、栽培はやや難しいようですが、人工灯のみの環境ならばその恐れもなく、また繊毛がやや赤く色づいていますから、日照も十分で栽培できていると思います。もともと強い日照に弱く、高湿度も要求する種なので室内栽培が適しているのかもしれません。
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D.prolifera 2014.1.14 |
生水苔に植えてあります。コンポストはなんでも良いのだろうと思いますが、我が家では水苔に植えたもののほうが格段に生育がいいです。
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D.prolifera 2014.1.14 |
続いては、
Drosera cv.Andromedaです。あまり普及している種ではないようなのですが、チェコのBestCarnivorousPlantsより販売された交配種で、
D.schizandra x D.proliferaなのだそう。
栽培に関しては、上のプロリフェラとまったく同様の環境ですが、問題なく育っているようです。ただ、繊毛の色付きから見るに、プロリフェラよりはもう少し多めの日照を必要とするかな、といった感じです。成長も早く、感覚としてはD.adelaeと同様か、それ以上に育てやすいように思います。
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D cv.Andromeda 2014.1.14 |
形は、葉柄の発達し、葉が立ち上がるシザンドラといった感じです。それなりに大きくなるようで、この時点で一枚の葉は大きいもので12、3cmほどもあります。また、ドロセラの割にはかなり根を張るようで、10cm以上の長さ、1mm以上の太さにもなり、鉢底から出てしまうほどです。葉の長さと同じだけの背丈がある鉢がいいのかもしれません。
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D cv.Andromeda 2014.1.14 |
また、年が明けてから花茎があがってきました。どのような花が咲くのか興味深いところですが、両親がまるで蕚だけというような花ですのであまり期待はできませんね……。
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