Nepenthes petiolata #1

N.petiolata ネペンテス・ペティオラータです。スリランカのBorneo Exoticsより2004年から栽培に導入されたばかりの種です。
フィリピンのミンダナオ島Hilong Hilong山やMasay山の1450m~1900m付近に自生する高地性種で、種小名のpetiolataは葉柄が長いことに由来します。高山性ネペンテスですが夏の暑さに強いらしく、比較的栽培しやすい品種のようです。我が家のものは今年の2月26日に導入したばかりでまだ夏を経験しておりませんのでどうなるかは未知数ではありますが。
奇抜なところのない袋ではありますが、袋の内壁は白く、唇の赤と印象的なコントラストになっていて、個人的に気に入っています。
McPherson氏の著作、Pitcher plants of the old worldによりますと、どうやらN.alataN.truncataを祖先に持って進化してきた種らしく、たしかにN. x truncalataに若干雰囲気が似ているような気がします。
横から見ると下方がややずんぐりしているのがわかります。
先に述べたように内壁は白く、ところどころ紫色のドットが入っています。また、写真では分かりづらいのですが、袋や葉、特に蔓には獣の尻尾のようにびっしりと茶色い毛が生えています。
4月19日時点の株の全体像です。導入当初、袋はついておらず、また葉も2枚しかありませんでした(とっても廉価でしたが)。栽培をはじめてまだ2ヶ月ですが、2枚の葉と2つの袋と、生長速度はそこそこ早目だと思います。また、日当たりのいいところに置くと次の葉はすぐに厚く光沢のあるものになったので環境適応力もあり、また育てがいもありますね。

コメント

  1. こんにちは、はじめまして。
    すばらしいブログですね。ちょくちょく寄らせていただきます。

    お見知りおきを。

    返信削除
    返信
    1. ippai_attena19様、

      はじめまして、コメントありがとうございます。
      なかば備忘録として始めたブログですが楽しんでいただけるとうれしいです! まだまだ未熟ものですので何かありましたら是非ご指摘いただけたら、と思います。

      削除

コメントを投稿