Nepenthes spectabilis x aristolochioides #1

ネペンテス・スぺクタビリス x アリストロキオイデスです。
両親とも細やかな模様が素晴らしい種で、特にN.aristolochioidesは寝袋に喩えられる特異な袋を付けてくれますが、いかんせん夏の暑さに弱い難物です。その点、原種ほどとまではいきませんが、丸っこくコロコロとしたエキゾチックな模様の袋を付けてくれるうえに、とても育てやすいこの交配種はありがたいですね!笑


スリランカのBorneo Exoticsが作出した交配種で現在割とさまざまな業者からクローン苗を入手することができます。上の写真はできたばかりの袋を映したもので、まだ唇にストライプが見えますね。この唇は袋が古くなっていくに従って、ちょうど次の写真のように真っ黒になっていきます。個人的にこのストライプは残ってほしいのですが。

それほど気を遣わなくても、下写真のように袋を鈴なりにぶら下げてくれます。極端な温度にならない環境ならば栽培容易な種かと思われます。(真ん中の赤い袋はN.miraのものです。こちらの記録もそろそろ付けたいです)

ちょっと写真では分かりづらいですが、真ん中にあるのが本種の茎です。いま30cmほどの長さに伸びていまして、細くうねってまっすぐになっていないのでケースのなかでの置き方にやや困っています(上半分をネペンテス、下半分をヘリアンフォラの置き場にしているので場所がなくて)。いまは鉢を台の上に置き、茎を上から引っ張っています。本当は挿し木にでもしたいんですが、脇芽もでないのでちょっと勇気が……。ただ、まだ上位袋にもなっていないようなので切るのは上位袋を拝んでからですかねw



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