今日は地震がありまして、ちょうどその時間家にいたのですが、震度3ぐらいでもガラス温室は結構大きな音を鳴らすんですね。出かけているときに震度5,6くらいの地震が来て温室が倒れていたりなんてしたら嫌なので耐震グッズでも備え付けるべきなのかなとぼんやり思いましたが、ガラスと壁をつないでしまうと小さな揺れでも力が変に加わって割れやしないかと……杞憂ですかね。
H.ionasi ヘリアンフォラ・イオナシ
ベネズエラのIlu TepuiとTramen Tepuiに自生するヘリアンフォラで、1978年にに記載され、種小名は発見者のひとりJonah Boyanに由来します。ヘリアンフォラのなかで最も大きなピッチャーを展開する種でして、50cmにもなるとか。発見者らも自生地での草姿は非常に印象的だったと語っていたそうです。
H.ionasiの特徴として、葉にはっきりと浮かび上がる赤い葉脈と疎らに生えた剛毛がありますが、我が家のものはまだまだですね。ただ写真ではあまりはっきりとはわかりませんが、太陽光を受けるとほかのヘリアンフォラよりも一段とよく光を反射しますので、やはり毛は比較的太いのかなと思います。
現地写真では、木々の密生したなかブロメリアや蘭類に囲まれて生育しているものが多いので、比較的日影が好きなのかと思う一方、日の照りつける丘で真っ赤に染まった草体も中にはあるため一概にそうとも言えないでしょうか。
栽培は難しい、といわれることの多い種ですね。自生している標高が1800m~2600mということですので特に暑さに弱いんでしょうか。あるいは成長が遅いため、多少調子を崩したとき回復に時間がかかるためそういう印象になる、ということもあるかもしれないですね。個人的にも、なんとなく難しいようなイメージが、……先入観でしょうかw
Wistubaのホームページもそうですが、なぜか「ionasii」と書かれることが多いですね。人名由来の種小名の末尾に「i」がひとつだと違和感があるんでしょうか。
H.ionasi ヘリアンフォラ・イオナシ
ベネズエラのIlu TepuiとTramen Tepuiに自生するヘリアンフォラで、1978年にに記載され、種小名は発見者のひとりJonah Boyanに由来します。ヘリアンフォラのなかで最も大きなピッチャーを展開する種でして、50cmにもなるとか。発見者らも自生地での草姿は非常に印象的だったと語っていたそうです。
H.ionasiの特徴として、葉にはっきりと浮かび上がる赤い葉脈と疎らに生えた剛毛がありますが、我が家のものはまだまだですね。ただ写真ではあまりはっきりとはわかりませんが、太陽光を受けるとほかのヘリアンフォラよりも一段とよく光を反射しますので、やはり毛は比較的太いのかなと思います。
現地写真では、木々の密生したなかブロメリアや蘭類に囲まれて生育しているものが多いので、比較的日影が好きなのかと思う一方、日の照りつける丘で真っ赤に染まった草体も中にはあるため一概にそうとも言えないでしょうか。
栽培は難しい、といわれることの多い種ですね。自生している標高が1800m~2600mということですので特に暑さに弱いんでしょうか。あるいは成長が遅いため、多少調子を崩したとき回復に時間がかかるためそういう印象になる、ということもあるかもしれないですね。個人的にも、なんとなく難しいようなイメージが、……先入観でしょうかw
今年5/9の草姿
順調に大きくなってゆき、そのままの調子で成葉を出すかと思ったのですが、幼葉がおよそ最大になってからが長かったように思います。葉の展開スピードも一定で生育は悪くなかったものの、同じサイズの幼葉が続きました。夏になってから成葉を展開しはじめましたが、一体何が条件なんでしょうか。日差しの強さ?温度差?ふつうに株の成熟度合いですかね……。ヘリアンフォラを栽培していて個人的に一番うれしくなるのが成葉が出て来はじめる時です。Wistubaのホームページもそうですが、なぜか「ionasii」と書かれることが多いですね。人名由来の種小名の末尾に「i」がひとつだと違和感があるんでしょうか。
9/16
やや間が開いて、本日(というか昨日)の草姿です。幼葉ばかりであまり変化がなかったので写真記録をしていなかった……。ちゃんと同じ鉢ですw ヘリアンフォラの葉は固く、全くしならないので取り出すとき、しまうときに苦労しますね。隙間なく鉢を並べていると元々の場所、葉の向きに気を配らねばならず、ほとんどパズルのようなものですw
若いうちから出す葉は立派で、さすがは大型種、という感じです。高さ13,4cmほどでしょうか。50cm……そこまで育ててみたいものですが、はたして……。
綺麗に育っていますね。砂利系より水苔で作ると根が枯れず白い根が多く出るような気がします。当方では冷やす為に屋外の株は日中上からのミストに頼っていましたが、水が悪いので葉が藻だらけになってしまい汚らしいです。やはり直接濡らさず、軽く湿った水苔で冷涼な場所で作る方が綺麗に良く作れますね。
返信削除ionasiiは幼葉が大きくなってもなかなか成葉を出しませんが、成葉を出してからはミスをしない限り幼葉に戻ることはそうないので、あとは順調に育っていくかと思います。ionasiiより高温耐性が無いのかfolliculataは暑がるとすぐ幼葉に戻ってしまいます。elongataは数年作っていますが成葉を出す気配すらありませんね…。ionasiiの50cmサイズは夢ですが、今の所せいぜい30cm程で先は長そうです。
空中湿度が高ければこの鉢と水苔ならすぐ下から根が出てきそうですが、鉢の中で根は止まるのでしょうか?
当方では日中は湿度を低めにして(といっても80%前後ですが)で葉を乾かすようにしているので、たしかに葉の痛みは少なく済んでいるかもしれないです。栽培当初は水道水を直接利用していたのですが生水苔が次第に黒く枯れていったのでこれはまずい、と思いRO水を利用するようになりました。水質ばかりはどうにもならないですね……。
削除このまま環境を崩さないよう順調に大きくしていけたら、と思います。ionasiは栽培下では高さ30cmほどで開花するようですので50cmというのは夢物語に過ぎますかね……。
elongataはそもそも大きい栽培品を海外でも見かけないですし難しそうですね。ネペンテスで同じ高山性でも性質に違いがあるように、やっぱりヘリアンフォラにも多少の性格の違いはあるように思います。
根は割合頻繁に出てきてしまいます……が、飛び出た根は鉢内部のもののように根毛や細根が発達するということはなく、太い紐が一本ひょろっと伸びていくような程度なので、植え替えで引っかかることもなくするっと抜けます。根部の通気を重視して今の鉢を使っているのですが、はたして根が飛び出てよいのか悪いのか……。ただ、少し飛び出ても自ら中へ戻っていくことのほうが多いです。
中越地震を経験してます。震度5弱かな? 温室に対して横方向に揺れたようで転倒はしませんでした。もし前後に揺れていたら倒れていた事でしょう。そうでしたら、辞めていたかも知れません。w 倒れはしませんでしたが密閉性が悪くなったようです。
返信削除Maguireがionasiとした以上はiosnasiなんでしょう。w うちのは30cmほどですが、これはEPが成葉の物を発売したのを巡り巡って入手できただけで、5月の画像の物を3ヶ月で成葉にする自信はまったくありません。驚きの栽培技術と思います。
中越地震を経験されていますか、5弱でも倒れなかったというのは驚きです!東日本大震災のときに僕はちょうど5弱か強ぐらいの地域にいたんですが、とんでもない揺れだったような記憶があります。たしかに温室に対して横方向か前後方向かでだいぶ違いますね。最近は地震が多いので一応、窓ガラスと温室を吸盤状のものでつなげておこうかと……。
削除EPはどうしてヘリアンフォラの販売をやめてしまったんでしょうかね。Tequilaは惜しいです。
いやいや僕はただ水遣りをするだけで、ヘリアンフォラのほうで何かのスイッチが入って成葉を出してくれるのを待つばかりです。人の足音を聞いて育つ、と信じて毎日覗いて待ちますw