年の瀬、大掃除をして年末は実家に帰ってと、年をまたぐのも日をまたぐのと何も変わらないはずで、実際何も気にしない人も多いですが、こういった区切りは折角なので重い腰を上げるきっかけにしていきたいと個人的には思います。
N.ventricosa x inermis
今月入手した種です。導入したばかりのものを記事にするのはどうなのかなとは思うのですが、購入時点でとても大きな株でして、おそらくこれはそのうち下から脇芽を出して、伸びた枝のほうは挿し木にするかもな……という予感がしたので、記事に残しておこう、と。
スリランカのBorneo Exoticsが作出した交配種だと思うのですが、BEのリストにはなかったような気がします。フラスコに入れていないのでしょうか。
それでも比較的ポピュラーな交配種で、個人的に好きな二種の交配ということもあり、兼ねてから気にはなっていたのですが、ネットで見る個体は、斑点の目立ついかにも「ベントリコサと何かよくわからないものの交配種」といった様相のものが多かったので、別にいいかなと思っていたところ、この個体を見てハッと思わず購入してしまいました(八ヶ岳の蘭業者さん?からです)。
すでに上位袋。もしかしたら斑点の目立つものも上位までにしたらするっとシンプルな感じになるのでしょうか。
袋筒はN.ventricosaのようにつるっとしていると思いきや、inermisの血が比較的出ているため葉脈がくっきり浮き出てペコペコと柔らかいです。スマトラ系の原種やその交配種は何とも言えないかわいさがありますね(かわいいという表現が正しいのかはわかりませんがw)。
このブログを開設したのが今年の1月8日なので、およそ一年が経ちました。「いっぱい書いたな」と自分ひとりで眺めてニヤニヤするため、というのが最初の動機だったのですが、コメントを残してくださる方もいて、人様の目を意識することで植物に対する視点も増え、栽培に関しても幾分良い影響があったと感じています。この場を借りてお礼申し上げますm(_ _)m
今年もっとも多くアクセスをいただいた記事のひとつにDrosera cv.'Andromeda'がありまして、その近況も載せておきたいと思います。
D.cv.'Andromeda' (D.schizandra x prolifera)
CARNIVOROUS PHOTO FINDERのこのドロセラの項目に本ブログの画像が引用されていて、そこからのアクセスが多いようです。その影響か、現在も日本からのアクセスと同じくらい海外からのアクセスがありまして、そういうわけで申し訳程度に右端のサイドメニューにTranslateを置いていますw
非常に生育旺盛な種で、また、とても大きくなって見ごたえもある良い交配種だと思います。だいたいこれくらいで打ち止めかなというサイズになり、開花記事を書いたこともあって、栽培記録としてはこれといって何もないのですが……。
花は意外と細やかなデザインで綺麗です。1センチ近くありますので、交配元の花よりも大きく感じます。種はできないし、株の消耗になるのでいつもは見かけたら切ってしまうのですが、年末なので切らずに咲かせてみました。置き場所の関係でなかなか手は出せませんが、ドロセラはやっぱり綺麗ですね。電気代と場所が許せば育ててみたいものがたくさんあります。
ブログ名のクロニクルchronicleですが、やっぱり普通は村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』のイメージが強いんでしょうか(どうでもいいですが僕は丁度『ねじまき~』までの村上春樹は好きで、それ以降は嫌いですw)。実は前々からこっそり見ていた海外のブログA garden's chronicleやTepui chronicleから拝借、もといパクリましてw というのもこれらのブログのヘリアンフォラやネペンテスが実に良くてあんな風に育ったらなという願掛けでもあります。それに最近やたらとクロニクルの語を使ったゲームやらアプリ(?)やらが蔓延っていて何だか時代性がありませんかねw クロニクルは元々年代記だとか編年史だという意味なので名前に反しないよう、ほとんど週1回更新するかしないかの亀のようなブログですが、巷の「○○クロニクル」が流行り廃れるころまで続けていけたらいいな、と思います。
それでは、良いお年をお迎えください。
N.ventricosa x inermis
今月入手した種です。導入したばかりのものを記事にするのはどうなのかなとは思うのですが、購入時点でとても大きな株でして、おそらくこれはそのうち下から脇芽を出して、伸びた枝のほうは挿し木にするかもな……という予感がしたので、記事に残しておこう、と。
スリランカのBorneo Exoticsが作出した交配種だと思うのですが、BEのリストにはなかったような気がします。フラスコに入れていないのでしょうか。
それでも比較的ポピュラーな交配種で、個人的に好きな二種の交配ということもあり、兼ねてから気にはなっていたのですが、ネットで見る個体は、斑点の目立ついかにも「ベントリコサと何かよくわからないものの交配種」といった様相のものが多かったので、別にいいかなと思っていたところ、この個体を見てハッと思わず購入してしまいました(八ヶ岳の蘭業者さん?からです)。
すでに上位袋。もしかしたら斑点の目立つものも上位までにしたらするっとシンプルな感じになるのでしょうか。
袋筒はN.ventricosaのようにつるっとしていると思いきや、inermisの血が比較的出ているため葉脈がくっきり浮き出てペコペコと柔らかいです。スマトラ系の原種やその交配種は何とも言えないかわいさがありますね(かわいいという表現が正しいのかはわかりませんがw)。
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このブログを開設したのが今年の1月8日なので、およそ一年が経ちました。「いっぱい書いたな」と自分ひとりで眺めてニヤニヤするため、というのが最初の動機だったのですが、コメントを残してくださる方もいて、人様の目を意識することで植物に対する視点も増え、栽培に関しても幾分良い影響があったと感じています。この場を借りてお礼申し上げますm(_ _)m
今年もっとも多くアクセスをいただいた記事のひとつにDrosera cv.'Andromeda'がありまして、その近況も載せておきたいと思います。
D.cv.'Andromeda' (D.schizandra x prolifera)
CARNIVOROUS PHOTO FINDERのこのドロセラの項目に本ブログの画像が引用されていて、そこからのアクセスが多いようです。その影響か、現在も日本からのアクセスと同じくらい海外からのアクセスがありまして、そういうわけで申し訳程度に右端のサイドメニューにTranslateを置いていますw
非常に生育旺盛な種で、また、とても大きくなって見ごたえもある良い交配種だと思います。だいたいこれくらいで打ち止めかなというサイズになり、開花記事を書いたこともあって、栽培記録としてはこれといって何もないのですが……。
花は意外と細やかなデザインで綺麗です。1センチ近くありますので、交配元の花よりも大きく感じます。種はできないし、株の消耗になるのでいつもは見かけたら切ってしまうのですが、年末なので切らずに咲かせてみました。置き場所の関係でなかなか手は出せませんが、ドロセラはやっぱり綺麗ですね。電気代と場所が許せば育ててみたいものがたくさんあります。
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それでは、良いお年をお迎えください。
N.ventricosa x inermis、サチコみたいですね。きれいな緑が秀逸です。
返信削除うちのブックマークでは、A garden's Chronicleと食虫植物のクロニクルは並んでますよ。w あちらの作者には、日本の本送るよ、と約束しときながら実行していません。 「New Nepethes No1」に、共著者で出てますね。
D.Andromedaは、最初の奇抜さを通り越したら、あまりに普通にできるので。。。No6まであるんでしたっけ。集めてみようとは。。。w
来年もブログ書くと思いますので、よろしくお願いします。
ご存知の方でしたか!しかも『New Nepenthes』の著者のひとりなんですか!New Nepentheは入手してないので知らず、ただの一般のブロガーだとばかり思っていたのですが、食虫植物界では名の知れた人なんですね。
削除D.Andromedaはシザンドラの雰囲気が強く、僕も初めは腐りやすかったり暑さに弱かったりするのではと思っていたのですが、意外に乾燥にも暑さにも強い強健種ですね。今年になってNo.6まで増えたのは人気が出たからでしょうか。僕が入手した時はクローンナンバーもなく、個別で注文せずともボーナスで付けてもらえる種でした。
こちらこそ来年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m