およそ二週間ぶりの更新…。最近やや忙しくて写真は撮っているものの記事にする時間がなく、そのまま旬を逃したような気がして更新せず……ということが続いてしまっていました。まぁ良い解釈をすれば、更新頻度が低いためにネタ切れになる心配がない、ということでこのブログは安泰です(?)
Heliamphora ceracea ヘリアンフォラ・セラセア(でよいのかな?)
ベネズエラとブラジルの境界部分に位置するNeblina Massifのごく限られた場所、ブラジル側であるPico de Neblina(Pico=Peak、山頂)にのみ自生するヘリアンフォラで、種小名ceraceaはラテン語cera=waxに由来し、本種の特徴である蝋質なピッチャー内部のことを指しているようです。種記載は2011年ですが、それ以前からWistubaでH.neblinae redとして販売されていた……らしい。
ピッチャーの奥のほうには毛が見えますが、開口部は名前の通りワックスをかけたようにすべすべとしています。がっしりとした葉でつるつるとしているのは何とも不思議な感じがします。
水もはじきます。昆虫を滑らせて捕える、という点ではサラセニアよりもネペンテスのほうに近い狙いなのかもしれないですね。
H.ciliataのようなネクタースプーン裏の細毛も特徴的。
2015年5月11日
幼葉の赤く、先がとがっている感じはH.neblinaeにかなり近い印象があります。
Wistubaから幼苗を入手しておよそ半年ほど一枚目の成葉が出てきました。もう少し前はどうしようもないほど小さな苗が来ていたようですが、ここ数年はしっかりした段階の苗が来ることもあります(同時期に入手したH.nutans yuruaniやH.arenicolaなどは相変わらずなサイズでしたが……このへんは運……?)。
2016年4月16日
生長は遅く、1枚/2-3ヶ月ほど。サイズアップも緩やかで、現在ようやっと7㎝ほどです。
下は昨年H.ceracea adult pitcherなるものが販売されたので購入してみたものです。こちらも7,8㎝ほど。以前の幼葉のものとさほど変わらない値段で成葉サイズで2芽立ちの株が来るという。Wistubaのヘリアンは、数に限りがある交配種とかでなければ、adult pitcherサイズが出るのを待つ、というのが賢明なのかもしれないですね(H.nutans YuruaniとH.arenicolaの大きいサイズが出ないかなぁ……)。
海外栽培家の成株をみると、ネクタースプーンの下あたりにワックスの層が裂けるように蜜腺が生じるようで、非常に独特な見た目をしていました。いったいどのくらいのサイズになったらそのようになるのかはわからないですが、実現出来たらいいなぁと思いつつ、全然サイズアップしない新芽にため息、です……w
Heliamphora ceracea ヘリアンフォラ・セラセア(でよいのかな?)
ベネズエラとブラジルの境界部分に位置するNeblina Massifのごく限られた場所、ブラジル側であるPico de Neblina(Pico=Peak、山頂)にのみ自生するヘリアンフォラで、種小名ceraceaはラテン語cera=waxに由来し、本種の特徴である蝋質なピッチャー内部のことを指しているようです。種記載は2011年ですが、それ以前からWistubaでH.neblinae redとして販売されていた……らしい。
ピッチャーの奥のほうには毛が見えますが、開口部は名前の通りワックスをかけたようにすべすべとしています。がっしりとした葉でつるつるとしているのは何とも不思議な感じがします。
H.ciliataのようなネクタースプーン裏の細毛も特徴的。
2015年5月11日
Wistubaから幼苗を入手しておよそ半年ほど一枚目の成葉が出てきました。もう少し前はどうしようもないほど小さな苗が来ていたようですが、ここ数年はしっかりした段階の苗が来ることもあります(同時期に入手したH.nutans yuruaniやH.arenicolaなどは相変わらずなサイズでしたが……このへんは運……?)。
2016年4月16日
下は昨年H.ceracea adult pitcherなるものが販売されたので購入してみたものです。こちらも7,8㎝ほど。以前の幼葉のものとさほど変わらない値段で成葉サイズで2芽立ちの株が来るという。Wistubaのヘリアンは、数に限りがある交配種とかでなければ、adult pitcherサイズが出るのを待つ、というのが賢明なのかもしれないですね(H.nutans YuruaniとH.arenicolaの大きいサイズが出ないかなぁ……)。
海外栽培家の成株をみると、ネクタースプーンの下あたりにワックスの層が裂けるように蜜腺が生じるようで、非常に独特な見た目をしていました。いったいどのくらいのサイズになったらそのようになるのかはわからないですが、実現出来たらいいなぁと思いつつ、全然サイズアップしない新芽にため息、です……w
こんにちは!
返信削除ワックスのようなつやつやが特徴の面白いヘリアンフォラなんですね。
筒の内側が水を弾くというのもなんだか不思議な写真です。
ヘリアンはどんどん新種が増えているんですかね、今まで知らなかったような
新しい学名がポンポン出てきて大変興味深いところです。
先日、仕事のストレスと自分へのご褒美(?)と挑戦状で
探していたH.purpurascensの小苗を買ってしまいました(笑)
こんにちは!H.ceraceaは全くどのヘリアンフォラとも違う特徴を持っている、という点で個人的にはワンランク上のヘリアンですw
削除ヘリアンはすっかりサラセニア科イチの大所帯になりましたね。これまですでに発見されていた亜種や変種が種に格上げされた、というものも多いような印象です。ただ調査されていないテプイはまだ多くあるようで、面白い種が出てくる可能性を考えると夢のある分野です。
おお、H.purpurascensを入手されましたか!!
ぜひ大きく育て上げてください!ストレスを忘れさせてくれるかわいさがある種です…!
ケラセア...ですかねぇ?w
返信削除うちのは一度成葉になったのですが、幼葉に戻ってしまいました。幼葉はネブリナエに似ています。直立する赤いピッチャーは、いかにも魅力的です。ちょっとこれ苦手な感じがしてますよー。w
やっぱり「ケラセア」でしょうか、そのほうがしっくりきますよね。
削除真っ赤で蝋質な成株の画像をみるたび憧れるのですが、遅々として大きくなりません…。好きな種なのでLEDの真下の特等席を用意してやってるのですが、せいぜい画像の通りです。大きな方の株の奥の芽を見るとわかるのですが、うちのも一度幼葉に戻ってしまってます……ままならない種です……。
久しぶりにコメントさせていただきます。
返信削除H.ceraceaは、またH.parvaとは違った質感で、ネクタースプーンから蜜があふれピッチャーの外側を濡らしているところは魅力的な植物ですよネ。
お久しぶりです!
削除本種は本当に変わった質感ですよね。ヘリアンのなかでも一際ぱりっと硬そうな雰囲気があります。個人的に成長を最も心待ちにしている5本の指に入る種です。
Heliamphora ceracea need colder nights than other species. They seems to grow at 17C/23C (day/nights) but very slowly.
返信削除They thrive at 8C/22C.
My terrarium is maintained at about 15C/24C. That should be why my H.ceracea aren't doing well.
削除Thank you for the valuable infomation. I'll give them colder nights.